企業開発者、企業内弁理士を経験し、現在特許事務所にて弁理士をしております。かつて、企業でプリンターの開発者として300件以上の特許出願をしました。
これまで弁理士としてお手伝いさせていただいた依頼の多くは大企業や外国企業の特許出願です。ですが、実家が中小企業(精密機械加工業)であることもあり、特にスモールビジネスの方々のお力になれればと考えております。
前述のとおり、私は元々は研究者・開発者でした。企業時代に発明者として特許出願をし始めた頃、弁理士さんに話をするのに緊張していた記憶があります(俺の発明を笑われたらどうしようとか、これって特許になるのかとか突っ込まれたらどうしようみたいな(笑)。出願したら特許になるわけじゃないのか(恥)。)。なので、当時のことを忘れないように心がけて、法律や手続のことがよくわからないお客様にも丁寧にご対応させていただきます。
私は、年に数回ほど複数のセミナー会社から依頼で、技術者向けの特許セミナー講師をしております。一応、多くの受講者から大変ご好評をいただいており、各セミナー会社からは定期的にセミナー講師のご依頼をいただいております。一部のセミナー会社からは特許戦略に関する専門書の執筆のご依頼をいただき記事を執筆させていただいております。このような経験から、できるだけ専門知識のなかった過去の自分を想定してお客様と接するようにしています。
2021年2月にココナラで商標の仕事を始めたところ、これまで接点が少なかった個人事業主の方やスタートアップ企業の方と交流するようになり、その多くの方がご自身のビジネスの象徴としての商標(ネーミングやロゴ等)と真剣に向き合っていることを知りました。私は特許(特に外国特許出願)をメインに仕事をしている弁理士なのですが、ご自身のビジネスを少しでも成功に近づけようと日々走り続けているお客様との出会いから本当にたくさんのことを学ばせていております。そして、自分もこのようなお客様に貢献したいと考えるようになりました。この感情は、自分でも予想していなかった、とても不思議なものでした。誠実で良心を持ち合わせたお客様のために、私は弁理士の視点から限られた時間の中でできる限りのことをしたいと考えています。そして、このようなお客様との出会いに感謝しています。
それでは、よろしくお願いします。
日本弁理士会会員