地方公立高校から1度も塾に行かずに東京大学に現役合格しました。
私が塾に頼らず自力で試行錯誤したことで身についた勉強への向き合い方は、世間でよく言われているものとは異なるかもしれません。
たとえば、「勉強時間が多いほどえらい」「高得点を取るほど褒められる」などのような典型的な考え方ではなく、
・まずは勉強時間をいかに減らすかを考える。
・点の悪いテストほど価値がある。
といった独自の視点を持っています。
生徒たちは勉強以外にも部活動や習い事、友達との交流などやることがたくさんあります。通学に時間がかかる生徒もいるでしょう。また、よく寝なければ学習した内容は定着しませんから、十分な睡眠時間を確保することも大切です。それなのになぜ、疲れきった体で睡眠時間を削ってまで勉強しようとするのでしょうか。本当に大切なのは、同じ勉強量を最も集中できるときに短時間で終わらせることです。生徒にとって負担なく、効率よく成績を伸ばすには、勉強時間を減らすことが第一歩になります。
また、世間では点数の高いテストほど価値のあるものであると見なされます。確かに入試本番ならこの考え方は的を得ているでしょう。しかし、学校の定期テストや模試では違います。高い点数を眺めていても、解けた問題を眺めていても、そこから成績は伸びません。点数の悪いテストの、解けなかった問題こそ眺めるべきです。なぜ間違えたのか、どうすれば解けるのか、毎回考えて勉強法を修正していくことで成績を伸ばすことができます。
長々と述べましたが、ともかく私はこれらに気づいてから5ヶ月で東大D判定→A判定まで上げることができました。
上で挙げた勉強への向き合い方はほんの一例ですし、全員に当てはまるとも限りません。そこは、お話をお聞きして個人個人に合った勉強法の提示、解説の指導をしていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。