私は、IT業界の中でもインターネット通信やサーバー保守といったインフラ部分を担う仕事をした後、独自のwebシステムやアプリを開発する会社で主にカスタマーサポートマネージャーとして数多くのトラブル・顧客対応をしてきた経験があります。
その中で、「多く売る」ことだけが目的になってしまい、一度興味を持ってくれたお客様でも不満足を抱え、途中で離脱してしまうような状況に遭遇することが多々ありました。
ホームページは、「ただ持てば良い」という時代は終わり「いかに集客できるホームページを作り上げるか」ということが重要だ、というのは聞いたことがある方も多いと思いますが、私は「閲覧したお客様の信頼を得られるか」という視点も同様に重視します。
また、マーケティングはその物・サービスを本物以上に良く見せるためのものではないと考えますので、クリック率が上がるからと言って過剰な写真加工やお客様に分かり辛いレイアウトなど極端な表現手法は採用しておりません。予めご承知いただけましたら幸いです。
最後に、私はwebflow(ウェブフロー)でホームページ制作を行いますが、WordPressで制作依頼をご検討の方には、一点ご注意いただきたい点があります。
それは、「WordPressでホームページを作る」というのは、「料理ができる」と同じくらいふわっとした言葉であるという点です。お弁当に入れる卵焼きを作るのか、レストランで出すフランス料理を作るのかでは大きな違いですが、WordPressに関しては専門以外の方には違いが分かり辛いと思います。
今は、プログラミングコードを書かなくとも色々なパーツ(テーマやプラグイン)を組み合わせるボタン操作でWordPressでもホームページを作ることが可能です。ただ、それらのパーツにも脆弱性(セキュリティ的な弱点)やバグが見つかったり、随時アップデートが必要なため、WordPressで作ったホームページを持ち続ける間はメンテナンス・保守が必要です。また、プログラミングスキルがないと問題を解決できないケースが出てくることも当然あります。
WordPressで作った保守契約のないホームページを持つのであれば、WixやSTUDIO、webflowなどで作られたホームページを持つ方がセキュリティ的にもコスト的にも何倍もおすすめです。